『The Girl From Ipanema(イパネマの娘)』 Astrud Gilberto


イパネマの娘(作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン作詞:ヴィニシウス・ヂ・モライス)です。ボサノヴァを世界に広めた代表曲です。
ポルトガル語の歌の意味は、「海の道を美しい娘がやって来る。太陽のように輝き、動く姿は詩のよう。ひとりなの?悲しいことでもあるの?美しいだけではないわたし。ひとりで歩いているの。ああ、彼女が愛を知っていれば、もっと美しくなるのに。」という、美しい女性に対するあこがれを歌ったものです。英語の歌詞では、「イパネマから海へ歩いて行く、日焼けした愛らしい娘は、彼が微笑みかけているのに、真っ直ぐ前をみているので、見てくれない。」という、アメリカ人らしく少し積極的です。どちらがいいかは、聴く人の好みですが、歌の内容を知らなくても、この歌の素晴らしいメロディは、充分に魅力的です。
この歌は、実際にリオ・デ・ジャネイロのイパネマ海岸近くに住んでいた、エロイーザ(Heloísa Eneida Menezes Paes Pinto)という、街でも人気の美しい娘にインスピレーションを得て、創作されたものです。エロイーザはこの歌のヒットによって、「イパネマの娘」として有名になりました。上のタイトルの女性が当時のエロイーザです。彼女の娘も美人で、ブラジル版「プレイボーイ」誌のカバーガールとなるほどのスーパーモデルです。

この曲には数多くのヴァージョンがありますが、ポルトガル語のタイトルと英語のタイトルがあり、更に女性が歌う場合は 「The Boy from Ipanema」(邦題:イパネマの少年)として歌詞の中の「娘」を「少年」に替えて歌うことがあるので、ますますややこしくなっています。

Tall and tan and young and lovely
The girl from Ipanema goes walking
And when she passes, each one she passes goes – ah

背が高くて日焼けしてて、若くて可愛い
イパネマの娘が歩いていくよ
彼女が通り過ぎるとき
みんな ‘ハ~’ って溜め息をつく